議会運営委員会委員長 出口憲二郎議員。
[
議会運営委員会委員長 出口憲二郎議員 登壇]
◎
議会運営委員会委員長(
出口憲二郎議員)
議会運営委員会の協議の結果につきまして報告いたします。
本日招集に係る平成20年9月
定例会の運営につきまして協議のため,去る7月11日午前10時から,第一
委員会室において
委員会を開会いたしました。
出席の委員は,敬称を略します。
池渕,天羽,米崎,宮崎,佐野,武田,北野の各委員と私の全員であります。
参与として,
稲田市長,武中副市長,
黒田政策監,
新田総務部長,
森秘書人事課長,
孫田総務課長,
桑田議会事務局長が出席いたしました。
まず,会期については,慎重に協議いたしました結果,本日から9月29日までの26日間と決定いたしました。
次に,5日,10日,26日は,
議案調査を行い、11日,12日,16日は,各
常任委員会にて
付託議案を審査し、また,17日,18日,19日,22日,24日,25日は
決算審査特別委員会において
付託議案等について審査を行うことを決定いたしました。
なお,6日,7日,13日,14日,15日,20日,21日,23日,27日,28日は,休日につき,
会議規則により休会であります。
次に,質疑・質問については,8日,9日の2日間とし,
発言通告の
受付順位により行うものとし,発言時間については,1人1時間30分以内,質疑・質問は完全一問一答形式により,第1項目めの1回目の質疑・質問については登壇席で行い,2回目以降は質問席で発言し,議長,
議会運営委員長において調整を行うよう決定いたしました。
なお,その他の運営については,議長において適宜善処するよう決定いたしました。
以上で
議会運営委員会の報告を終わります。
◎ 議長(
佐野善作議員)以上で
委員長の報告は終わりました。
◎ 議長(
佐野善作議員)お諮りいたします。
本
定例会の会期については,本日から9月29日までの26日間とし,休会及びその他の
決定事項については,ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎ 議長(
佐野善作議員)御異議なしと認めます。
よって,そのように決定いたしました。
なお,
決算審査特別委員会の
日程等について,
委員長から御説明いたします。
決算審査特別委員会委員長 立川邦男議員。
[
決算審査特別委員会委員長 立川邦男議員 登壇]
◎
決算審査特別委員会委員長(
立川邦男議員)おはようございます。
決算審査特別委員会の
日程等につきまして,御説明申し上げます。
平成19年度
決算審査につきましては,従来,9月
定例会閉会後から12月
定例会までの間に3日間の会期で審査しておりましたが,今回から
審査日程を9月
定例会の会期中に前倒しし,6日間実施いたします。
1日目と2日目は行政からの全体説明を受け,3日目と4日目の午前中に全体質疑を実施いたします。4日目の午後以降は,特別に抽出した24事業について
事務事業評価を行い,6日目の午後,議会としての
事務事業評価の説明並びに平成19年度決算の採決を行う日程となっております。議会での
事務事業評価を行い,
決算審査の充実を図ることにより,来年度
予算編成に向けての議会の
意見等をよりすばやく行政に反映させるために取り組むものであります。
お手元に行政から提出の
事務事業評価書と各議員が記入する
事務事業評価シートを配付しております。教育と運輸を除く22事業については,9月22日午前9時までに各事業を評価され提出をお願いいたします。
なお,教育,運輸につきましては,9月22日午前中の質疑後,午後2時までに記入され提出されるようよろしくお願い申し上げます。
以上で
決算審査特別委員会の
日程等につきましての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ 議長(
佐野善作議員)次に,日程第3 議案第50号から議案第67号まで,報告第6号から報告第11号までについて,
一括上程,議題といたします。
─────────────────────────────────────
◎ 議長(
佐野善作議員)議案の朗読を省略し,
提案理由の説明を求めます。
稲田市長。
[市長
稲田米昭君 登壇]
◎ 市長(
稲田米昭君)おはようございます。
議案の説明に先立ちまして一言申し上げます。
世界中に感動と興奮の渦を巻き起こしました
北京オリンピックが,8月24日に閉幕いたしました。連日の
日本選手の活躍に,多くの国民が声援を送り,4年に1度のスポーツの祭典に酔いしれたところであります。
この大きな舞台に,
本市関係では3名の方,
ライフル射撃の
山下敏和選手,カヌースラローム・カナディアンペアの
長尾寛征選手,
三馬正敏選手が出場され,
日本代表として御活躍されました。惜しくも入賞こそ逃されましたが,
世界レベルの中での御健闘は,国民に,そして次に続く
子どもたちに夢と希望を与えるものでありました。
3選手の今後のますますの御活躍をお祈りいたしますとともに,4年後,2012年の
ロンドンオリンピック出場を期待いたすものであります。
本別町とのふれあい交流の促進について申し上げます。
平成13年の
市制施行50周年を機に本市と
友好都市提携を結び,以来,市・
町民レベル,
行政レベルを問わず,交流を深めてまいりました同町でありますが,今年度は,本別町から職員1名を派遣いただき,8月1日から
総務部総合政策推進課において研修生として勤務いただいております。10月末までの3カ月間という限られた期間でありますが,意義ある研修と,
本市職員との交流を深めていただくことを望むところであります。
また,7月には本別町
勇足小学校の児童を
立江小学校にお招きし,
小学生同士の交流が図られました。
本市からは,
友好都市住民文化交流創造事業の一環として,立江の
煙火保存会が本別町を訪問し,伝統の
吹筒花火を披露するとともに,市民の方々の御参加を得て,同町への
市民ツアーを実施するなど,住民間の親睦も図られました。
今後とも,
文化面,
産業面,
行政面など多面的な
友好関係を築いていけるよう,活発な
交流事業を行ってまいりたいと考えております。
さて,先月27日未明,
県内全域に大雨・
洪水警報が発表され,急遽,
管理職員を招集し,
災害対策の体制を構えました。幸い大きな被害はございませんでしたが,これから,本格的な
台風シーズンを迎えることとなります。
災害対策の体制をとる機会がふえる時期でありますが,でき得る限りの対策を講じてまいりたいと存じます。
それでは,議案の説明に移らさせていただきます。
本日ここに平成20年
小松島市議会9月
定例会を招集いたしましたところ,
議員各位におかれましては,御多忙の中にもかかわらず御参集いただき,厚くお礼申し上げます。
さて,近年の
少子高齢化の進行による
社会保障経費の増嵩など,
社会構造の変化に伴う
歳出増の要因が,国や
地方自治体の財政に少なからぬ影響を及ぼし,国,そして多くの
自治体が,財政の立て直しに向け,さまざまな対策を講じておりますことは,既に御承知のとおりであります。
昨年には,15年ぶりとなる
財政再建団体が指定されることとなり,これにより,
地方自治体の
財政事情が急速に悪化している現状がクローズアップされてまいりました。
これを受け,政府は,
自治体の
財政状況の
監視体制を強化することを目的に,従来の
地方財政再建促進特別措置法を初めとする
自治体財政再建制度の
抜本的見直しを行い,
自治体の
財政状況を,4つの
判断指標を通して全面的に把握する規定を盛り込んだ「
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律」を制定し,
財政破綻自治体の発生を未然に防ぐための
早期是正対策を設けたところであります。
このうち,財政の健全度の
判断指標である
健全化判断比率の議会への報告及び公表に関する
規定部分が本年4月に施行され,各
自治体は,平成19年度決算に基づく
判断比率を議会に報告することとなり,今議会でお示ししているところであります。
本市も,
行政需要の拡大に伴う歳出の増加に加え,国の
三位一体改革の影響や,国の
景気対策の一環としてこれまでに発行した
地方債の償還など,複数の要因が財政を圧迫し,極めて厳しい
行財政運営を強いられております。
また,先月28日の報道によりますと,
総務省より示されました
地方財政計画におきましても,来年度の
地方交付税の
自治体への配分額が,本年度比6,000億円減の14兆8,000億円となるとの試算結果が出されるなど,
地方分権改革の
進展等により,
自治体の
財政需要が増加しているにもかかわらず,
財源移譲に関しては,地方の要望どおりスムーズに進行していないのが現状であります。来年度
税制改正の行方や景気の
動向等にも左右されますが,平成21年度も
地方交付税の減額により,なお厳しい
財政運営が予想されます。
平成19年度末時点において,
普通会計ベースで約5億8,500万円の赤字を抱える状況を踏まえ,硬直化した
財政構造の中ではありますが,
累積赤字の一刻も早い解消に向け,
集中改革プランの再
点検等に取り組んでいるところであります。
三位一体の改革を境に,数年来大変厳しい
財政状況が続いておりますが,
小松島市再生に向けた道のりの,まさにここが正念場でありますので,なお一層の危機感と不退転の決意を持ち,今後も健全な
地方自治を維持していけるよう,引き続き,
市財政の早期の再建に取り組んでまいる所存であります。
平成19年度
事務事業評価についてであります。
本年度の議会の新たな
取り組みによりまして,
決算審査特別委員会において,従来の3日間の日程を6日間に延ばして,さらに踏み込んだ審査及び評価をいただけることと伺っております。
今回の
事務事業評価に対しましても,熱心なる審査,そして忌憚のない評価をいただきたいと考えておりますので,議員の皆様には何とぞよろしくお願い申し上げます。
第5次
総合計画の策定についてであります。
平成22年度を
目標年次とした現行の第4次
総合計画でありますが,昨今の目まぐるしい国政の動き,
自己決定・
自己責任を伴う
地方分権改革の推進,さらには年々高まる
自然災害や環境への対応の
必要性等を考えますと,2年の
計画期間を残した中ではありますが,
現行計画の見直しが迫られております。
現在は,各界を代表される方や有識者の方21名の委員によります
小松島市
基本構想等審議会において審議いただいております。
去る8月4日には同
審議会の1回目の会議を,8月26日には第2回の会議を開催したところであります。今後も月2回のペースで御審議いただき,答申を得た上で,議会を初め市民の皆様へお示しすることができるよう,鋭意取り組んでまいります。
ふるさと納税制度の
利用状況についてであります。
5月の
制度発足と同時に
プロジェクトチームを立ち上げ,
議員各位の御協力も賜りながら,少しでも多くの納付をと,さまざまな対策を講じてまいりました同制度でございますが,8月末現在で14件,238万6,078円の納付をいただいており,大変順調に推移しております。先日の
新聞報道では,7月末現在の納付額が,県内24市町村で最も多く,2番目に多い徳島市とも2倍以上の差があるとのことであり,本市を思い,応援してくださる方がこれだけおいでることは,市政をあずかる者として,大変感激し,誇らしく感じると同時に,その気持ちにこたえねばならないと,身の引き締まる思いがしているところであります。
こうして本市を応援してくださる方々には,これからも誇りに思える
ふるさとであり続けられるよう,そして,市民の方々に対しましては,
市民生活における安全・安心を提供しつつ,私の信条でもあります「市民との協働」を標榜し,信頼される
市政づくりを推進してまいる所存でありますので,
議員各位におかれましては,今後とも御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
続きまして,国・県の事業を初め本市が
重要課題として取り組んでおります
主要事業の
進捗状況等について,その概略を申し上げます。
交通基盤整備事業についてであります。
四国横断自動車道の
小松島-阿南間につきましては,
関係者の皆様の御協力のもと,各地区で
対策協議会が設立され,現在,
道路本体の構造と
道路建設に伴う
周辺対策事業について調整する,いわゆる「
設計協議」が行われている段階であります。このうち,
田野地区におきましては,天王谷,政所谷,
恩山寺谷の各支部での
設計協議と並行し,用地,建物の
調査等を進めており,また,前原,田浦,新居見の各地区におきましては,
設計協議,用地・建物の調査を並行して実施し,近く
設計協議を終了する予定であります。立江・
櫛渕地区におきましても,
設計協議を進めており,中山工区では
立江トンネルの
工事用道路整備に着手しております。
小松島-徳島東間につきましては,さきに
直轄方式として決定された
小松島-阿南間に引き続き事業化された区間でありますが,昨年から測量,
調査等に取りかかり,先月5日には,
千代小学校において江田・
中田地区の
設計説明会を開催し,
設計協議に着手したところであります。
都市計画道路・芝生日ノ峰線についてでありますが,市道・
横須堀川線との
交差点から県道・
小松島港線との
交差点までの間,898メートルにつきましては,
都市局・
公共街路事業として県が施工しているところであります。
地元要望の強かった
道路拡幅及び電線の
地中化工事は,
自転車歩行者専用道路との
交差点から
千歳橋までの区間において,既に完了し,供用開始されておりますが,
千歳橋から市道・
横須堀川線との
交差点までの区間につきましても,現在,電気・
通信施設の移転,
水道工事,
舗装工事等に取り組んでおります。また,あわせて,
JR牟岐線千歳踏切につきましても,拡幅に向け,JR四国との協議を進めているところであります。
都市計画道路・
小松島金磯線につきましては,
起業地買収面積,約4,231平方メートルのうち,これまでに4,198平方メートルの
用地買収を完了させ,
買収率は99%,
家屋移転補償の契約率は約94%となっております。工事では,現在,
市役所前交差点の県道・
徳島小松島線において,
舗装工事等を進めており,本年度内の完成を予定しております。
市役所前交差点から
JR南小松島駅までの区間につきましては,
駅前周辺の一部区間を除いて,本年5月に完成しており,現在は,残る
駅前周辺の
整備完了に向け,各
関係機関との協議を進めているところであります。
防衛施設周辺民生安定施設整備事業の
道路改良等補助事業として取り組んでおります,
小松島航空基地周辺市道・和田島47号線他2線の
改良舗装工事につきましては,
計画延長約1.1キロメートルのうち,
大手海岸から
航空基地までの間約516メートルが既に供用されているところでありますが,
残り区間のうち,現在,約118.2メートルで
ボックスカルバートの
敷設工事を実施しております。また,本
年度事業として,
ボックスカルバート敷設62.1メートル,
舗装工事165メートル,
防潮堤整備75.1メートルの各事業を予定しております。
河川関係事業についてであります。
県の事業である,
総合流域防災事業で進めております
田野川改修事業につきましては,県道・
宮倉徳島線から上流側,市道・田野2号線までの間において,
用地買収を進めているところであります。
同じく
総合流域防災事業の立江川
改修工事につきましては,
平成橋から鷺橋までの区間の
用地買収に取り組んでいるところであり,また,
河口右岸における延長245メートルの
護岸工事につきましては,既に本年3月に竣工いたしたところであります。
公共下水道事業についてであります。
浸水による被害がたびたび発生しておりました
川北地区及び
勢合地区の
浸水防除につきましては,
雨水ポンプ場,
雨水幹線等基幹施設の整備がおおむね完了したことで,
浸水被害低減のための体制が強化されたところであります。
今後は,
金磯地区における
浸水多発地区の
早期解消に向け,
雨水事業計画を拡大する予定であり,
金磯南雨水ポンプ場の新設を目的とした「
小松島市
公共下水道事業変更計画書」を策定し,
下水道法及び
都市計画法に基づく県の
事業認可を得るため,
公共下水道事業計画変更認可申請書を県に提出したところであります。
近年,
集中豪雨の多発や
都市化の
進展等に伴い,短時間に大量の雨水が流入する
内水氾濫が
全国各地で発生しております。本市におきましても,引き続き,集中的な
ハード整備に加え,
ソフト事業や自助による
取り組みを複合した総合的な対策を推進し,被害の
最小化に努めてまいる所存であります。
農林水産業の振興についてであります。
原油価格の
高どまりや世界的な
需給構造の
変化等に伴う燃料や飼料,
肥料等の
価格高騰が,
農林水産業経営にも深刻な影響を与えておりますことは,既に御承知のところと存じます。本市といたしましては,
農林水産業経営の継続までをも脅かすと言われるこのたびの事態に対し,国の
緊急経済対策の効果や県の動向を見ながら,柔軟な対応を行ってまいりたいと考えております。
また,昨今の
農水産物消費における
国産志向の高まりや他産地の
ブランド戦略拡大への対策といたしまして,市としましては,
小松島漁協において
活ハモ輸送用の
活魚水槽車を,和田島漁協においては
保冷設備付き集出荷車両を導入するための
補助金を交付し,流通の
合理化及び
鮮度保持による
競争力強化のための支援を行っているところであります。
耕地事業についてであります。
那賀川地区国営総合農地防災事業におきましては,本年度,
那賀川北岸・南岸合わせて345メートルの
管水路工事を実施する予定であります。本市区域内では,本年度より
櫛渕トンネルを含めた2.4キロメートルの
路線検討に入っており,平成21年度の
櫛渕幹線水路工事着手を目指しております。今後は,
国営末端整備事業の計画とあわせて,県や
関係自治体,各
土地改良区と連携を図りながら,
事業進捗に努めてまいる所存であります。
また,
地籍調査事業につきましては,今年度より
新規地区としまして,中田町字広見・土持・出口の0.14平方キロメートルを2カ年の予定で調査することとしております。既に8月初旬より
地元説明会を開催しており,11月ごろからは現地での
一筆地調査に順次取りかかる予定であります。
中心市街地の
活性化に向けた
取り組みといたしましては,昨年,
地元商店街や
商工会議所,
行政等が連携し,「
中心市街地活性化検討会」を発足させ,
市中心部ににぎわいをもたらすための活動を展開しておるところであります。こうした中,ことし7月から毎週土曜日,
小松島ステーションパークを会場に,
地域活性化イベント「ヨルイチ」が開催され,
商工会議所や
地元商工業者有志の方々による屋台や多彩な催しが行われております。市といたしましても,こうした活動への
支援等を通じまして,
中心市街地における
商工振興,地域の
活性化に努めてまいる考えであります。
議員各位におかれましては,御支援,御協力をいただきたいと存じます。
市内3中学校での
教育用コンピューター導入事業につきましては,夏休み中に
機器搬入や
セッティング作業を終え,授業での使用が可能な状態となりましたことを申し上げます。
主な
事業等の
進捗状況は,以上のとおりであります。
それでは,本日提案しております
議案等につきまして,御説明申し上げます。
提出議案は,決算の認定10件,
予算案2件,条例案4件,その他の案件2件の合計18議案と,報告6件であります。なお,会期中に
追加予定の議案もございますので,あらかじめ御了承をいただきたいと存じます。
議案第50号から議案第57号までの平成19年度
小松島市
一般会計歳入歳出決算及び同年度各
特別会計歳入歳出決算の認定につきましては,平成19年度の
小松島市
一般会計及び各
特別会計の決算が確定いたしましたので,その結果に
監査委員の意見を付し,議会の認定をお願いするものであります。
議案第58号及び議案第59号の平成19年度
小松島市
水道事業会計決算及び
自動車運送事業会計決算の認定につきましては,平成19年度における両
企業会計の決算が確定いたしましたので,その結果に
監査委員の意見を付し,議会の認定をお願いするものであります。
議案第60号の平成20年度
小松島市
一般会計補正予算(第1号)につきましては,
歳入歳出とも4,306万9,000円の
追加補正であります。依然として厳しい
財政状況が続く中,必要な
行政需要に対応するため,早急に
予算化が必要な経費につきまして,補正をいたすものであります。
歳出の主なものについて申し上げますと,徳島駅前バス乗車ホーム上屋建替工事に対しての安全・
円滑化等総合対策
補助金を計上したほか,教育施設関係では,南
小松島小学校の耐震診断委託料,新開幼稚園の防水
改修工事,都市基盤整備関係では,市内各所の市道整備や排水施設整備のほか,急傾斜地崩壊対策事業について所要の補正をいたしております。
福祉施策関係といたしましては,障害者の自立支援対策として活字文書読み上げ器や拡大読書器などの購入費,障害者サービスの周知や普及啓発のための相談支援委託料を計上したほか,長寿社会づくり事業交付金を活用した高齢者虐待実態調査委託,世代間交流健康センターの施設管理業務について所要の補正をいたしております。
消防・防災関係費では,女性消防隊による安全で災害に強い地域づくり推進事業助成金を活用した軽可搬ポンプ,予防啓発資機材の購入,教育関係では,
千代小学校を指定校とする地域の人材による個別の学校支援事業,総務関係経費では
税制改正に伴うシステム改修調査委託について補正をいたしております。
ふるさと納税制度発足後,これまでに多くの方々から御寄附をいただいており,これを「
小松島市
ふるさと応援寄附」として計上いたしております。また,
小松島市消防団第一分団後援会から一般寄附金をいただいたほか,
小松島手工芸文化協会からのミリカホール施設整備指定寄附金により展示パネル購入費を,児安会からの自主防資機材整備指定寄附金により自主防災組織給付資機材購入費を,ボランティアグループひまわりの会からの学校図書指定寄附金により学校用図書購入費を,
小松島市卓球協会からの体育施設整備指定寄附金により卓球台修繕料を,匿名による指定寄附金によりAED(自動体外式除細動器)購入費をそれぞれ計上いたしております。
以上申し上げた以外の財源といたしましては,
地方交付税を一般財源の原資とし,特定財源といたしましては,事業関連経費の国・県支出金を初め,適債事業に係る
地方債等を計上いたしております。これによりまして,当初よりの予算総額の累計は135億1,306万9,000円となっております。
議案第61号の平成20年度
小松島市老人保健医療事業
特別会計補正予算(第1号)につきましては,
歳入歳出とも3,947万2,000円の
追加補正であり,療養給付費負担金,支払基金返還金等に所要の補正をいたすものであります。
議案第62号の
小松島市特別職報酬等
審議会条例の一部を改正する条例につきましては,
地方自治法において,行政
委員会の委員等の報酬とあわせて規定されていた
地方公共団体の議会の議員の報酬が,新たに「議員報酬」という名称に改められ,委員等の報酬と分離して規定されたことに伴い,文言の改正を行うものであります。
議案第63号の公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては,新たな公益法人制度の構築を目的とした,公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律等の施行に向けた関係法令の整備の中で,公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律が改正されたこと等を受け,所要の改正を行うものであります。
議案第64号の
小松島市消防団員等の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例につきましては,政策金融改革の一環として,本年10月1日に,国民生活金融公庫ほか3つの政策金融機関が統合され,「株式会社日本政策金融公庫」として発足することに伴い,条例中の機関名を改めるものであります。
議案第65号の
小松島市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部を改正する条例につきましては,風致地区内で建築行為等をするに当たり市の許可を要しない機関の一つとして規定されていた独立行政法人緑資源機構が廃止されましたので,条文より削除するものであります。
議案第66号の市道の路線の認定につきましては,
四国横断自動車道建設推進事業に関連し,市道江田18号線他8路線を新たに認定するものであります。
議案第67号の市道の路線の変更につきましては,同じく,中田,江田,前原,田浦,新居見各町内における
四国横断自動車道建設予定地周辺において,幹線前原線他13路線の路線変更を行うものであります。
報告第6号の平成19年度
小松島市
健全化判断比率の報告につきましては,冒頭申し上げました
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律の規定に基づき,4つの
健全化判断指標に
監査委員の意見を付して報告するものであります。
報告第7号から報告第9号の平成19年度
小松島市
公共下水道事業,水道事業及び自動車運送事業の資金不足比率の報告につきましては,同じく
地方公共団体の財政の
健全化に関する法律の規定に基づき,各事業の資金の不足比率に
監査委員の意見を付して報告するものであります。
報告第10号の専決処分につきましては,本市を被告の一とした求償金請求事件訴訟における訴訟上の和解への応諾について,
地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分したので,報告するものであります。
報告第11号の平成19年度
小松島市土地開発公社決算の報告につきましては,
小松島市土地開発公社より平成19年度の決算書が提出されましたので,
地方自治法の定めるところにより報告するものであります。
以上,本日提案いたしました議案につきまして概略説明いたしました。よろしく御審議の上,原案どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。
◎ 議長(
佐野善作議員)以上で市長の
提案理由の説明は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ 議長(
佐野善作議員)次に,日程第4 議提第4号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について,議提第5号
小松島市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について,議提第6号
小松島市議会会議規則の一部を改正する規則についてを一括議題といたします。
議案を
事務局長が朗読いたします。
[事 務 局 長 朗 読]
─────────────────────────────────────
◎ 議長(
佐野善作議員)以上で議案の朗読は終わりました。
議提第4号から議提第6号までについては,
地方自治法の一部改正に伴い,関係条例等の所要の改正を行うものであり,その趣旨まことに簡明であります。よって,成規の手続を省略し,直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎ 議長(
佐野善作議員)御異議なしと認めます。
よって,そのように決定いたしました。
◎ 議長(
佐野善作議員)お諮りいたします。
議提第4号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について,議提第5号
小松島市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について,議提第6号
小松島市議会会議規則の一部を改正する規則については,いずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎ 議長(
佐野善作議員)御異議なしと認めます。
よって,議提第4号から議提第6号までについては,いずれも原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────────
◎ 議長(
佐野善作議員)以上で本日の日程は終了いたしました。
次会の日程を報告いたします。
次会は,9月8日午前10時再開,上程議案に対する質疑及び市政に対する一般質問であります。
◎ 議長(
佐野善作議員)本日はこれをもって散会いたします。
午前10時51分 散 会
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